作家紹介

長く使えて愛着の湧く、affettoによる革と帆布の作品づくり

「affetto」のご夫婦は、2013年より革や帆布を使った作品のネット販売を行っている。シンプルで愛着の湧く作品は、特に若者や女性から好評を得ている。

使うごとに愛着が湧く、革と帆布の作品の数々

栃木県真岡市を拠点に活動するaffettoのご夫婦が作るのは、革や帆布でできた様々な日常雑貨の数々だ。革製品は旦那様がおつくりになり、帆布製品は奥様がおつくりになっている。どちらの作品も、シンプルで洗練されたデザインをしており、特に若者や女性からご好評をいただいている。また、ご夫婦の作品は、スタイリッシュなデザインも魅力であるが、機能面でも優れている。革や帆布の素材の強さを活かし、簡単に壊れず長く使える作品となっており、普段使いをすることで、作品により一層深みがでてくるのである。長く大切に使うことで、より愛着が湧き、お気に入りのものになっていくであろう。

探求心のままに進み、独自に磨いた作品づくりの腕

奥様は、御子息が生まれ、ご家庭でのお仕事が増えたタイミングにて、ご自宅にあったミシンを用いて作業を行ったことが、作品づくりを始めるきっかけになったという。教室に通うでもなく、独学で作品づくりを学ばれたとは、驚きである。

作品を通して新たな気づきをお客様へ

今後のaffettoの展望に関して、ご主人にお伺いをしたところ、次のように答えてくださった。「単なる作品づくりで終わらせるのではなく、社会的にも意味のある作品をつくっていきたいです。例えば、野生鳥獣被害の存在を、世の中の皆に知ってもらう機会をつくることができたらと考えております。鹿による農作物への被害は、全体の大きな割合を占めております。私の作品の一つに、頭数調整のために駆除した鹿の革を使ったカメラストラップがあります。作品を通して野生鳥獣被害の存在と、被害の現状などを周りへ伝えていきたいです。そうすることで、自然との関わりについて考えるきっかけになればと思います。」また、奥様にもお伺いをしたところ「今はネットで販売を行っているだけなので、お客様に実際の作品を手に取っていただける機会を増やしていきたいと考えております。」と、作品をお客様の元へ届け、実際に手に触れていただく機会づくりに意欲を見せた。



<作家概要>
屋号:affetto
住所:栃木県真岡市
HP :https://affetto2019.xsrv.jp/
経歴 :ご夫婦で栃木県真岡市にて作品づくりを行っている。販売は主にネットで行っており、2013年より革や帆布を使った作品をつくっている。愛着の湧く作品は、末永く愛され続けている。